close

春帆楼について 匠の技

このページのご紹介内容

受け継がれる3つの技

  • さばきの技:捌

    ふぐ刺しの身上は皿の絵柄が透けて見えるほど薄く引く包丁さばきが醍醐味。それは「ふぐ料理公許第一号」の伝統のなせる薄造りの技です。そして、美しく繊細なこの技を支えているのが丹念な仕込みです。さばいたふぐを、時間と温度に細心の注意を払いながら秘伝の製法で一昼夜おくことで身をほどよく引き締め、ふぐの食感と旨みを引き出します。

  • 盛りの技:盛

    薄造りしたふぐの身の先端を立たせる華麗な盛り付けは、目でも味わうふぐ料理の醍醐味の一つです。技と経験、そして厳選された素材と丹念な仕込みあって形となる熟練の技。美しい器との調和を楽しんでいただけるよう、華やかな菊盛りや、ご祝宴にふさわしい鶴盛りなど、職人の趣向をこらした一皿を盛り付け、お客さまにご提供させていただいております。

  • 食の技:食

    シャキシャキとした極細の葱をふぐの身で巻くのは、下関で親しまれた食し方です。ピリリと辛味を効かせた紅葉おろしと春帆楼特製ぽん酢でお召し上がりいただきます。葱の豊かな香りとぽん酢のさわやかな酸味がお口の中にいっぱいに広がり、ふぐのおいしさを引き立てます。春帆楼ならではの食べ方でお召し上がりください。

脇役へのこだわり

ぽん酢

ぽん酢

福岡県糸島の契約農園で栽培する早摘みの橙(だいだい)を絞り、本醸造醤油、北海道産羅臼昆布、鹿児島枕崎産の鰹節を絶妙なバランスで調合しました。手づくりならではのまろやかな風味が、ふぐの旨味をいっそう引き立てます。

安岡葱

安岡葱

薬味として欠かせない極細の鴨頭葱。下関では安岡葱と呼ばれ、伊藤博文公のふぐ解禁以来、地元の安岡地区で改良生産が続けられてきました。日本各地の特産葱を試みましたが、柔らかく、芳醇で、くせのない安岡葱が最適との結論に至りました。

トップに戻る