私たちの仕事

働くメリット

食を生業にする上で生涯役に立つ力を
得ることができます。

春帆楼で働くと得られる3つのメリット

1. 130余年の伝統が育んだ本物のおもてなしを体得できます。

ワインを注ぐ、春帆楼で働く人の写真

主にサービス業界で用いられるもので「100-1=0の法則」があります。一番低い水準のものが、全体の水準を決定してしまうこと。つまり100人の従業員のうち99人が完璧なサービスを行っても、1人が良くないサービスを行うことで、お客様は全体のサービスに対して悪い印象を持ち、二度と来店しなくなり、企業としての評判を落としてしまうということです。

こうしたことから飲食店には、料理の種類や店舗の形態により、細かい作法やルールが数多く存在しています。例えば、基本的な接客のマナー、言葉遣い、料理説明、お客様とのコミュニケーションのための一般知識などです。こうしたルールをもって良質なサービスを目指す一方、春帆楼には私たち自身が考える「どんな店でも通用するおもてなしの心得」があります。

「表なし」それはすなわち裏のない自然とした立ち振る舞いと、その心です。サービスにおける技術、知識、経験の習得は基より、「表なし」の精神を学ぶことによって、サービスの楽しさを追及できます。この精神が身につけば、日本料理の枠を超え、洋食、さらには飲食業以外のサービス業にも活かしていけると考えています。

2. ふぐのトップブランドだから、国内最高レベルの技術が身に付きます。

春帆楼の職人の写真

130余年の歴史あるふぐ料理は、まさに変革と革新の繰り返しの中で息づく技の宝庫です。特にふぐ刺しに用いる技は芸術とまで言われています。皿の絵柄が透けて見えるほど薄く引く、包丁さばきが醍醐味の春帆楼のふぐ刺し。それは「ふぐ料理公許第一号」の伝統のなせる技です。薄造りにしたふぐの身の先端を立たせる華麗な盛り付けは、一流の技と経験、そして厳選された素材と丹念な仕込みがあって、初めて形となる熟練の技です。

同時に日本料理や季節料理、創作料理の趣向を凝らした逸品の調理法の数々が、私たちにとっての大きな財産となっています。洋食では、熟練のシェフの下で基本的な調理法や技法を学んだ後、日本料理とは趣の違う、旬の食材を洗練された技術で調理して生み出す至高の一皿、お客さんに感動を与える一皿を作り出せるまで、徹底的に指導いたします。

3. 次の歴史を作る仕事だから、あなたの新しいアイデアと感性が必要です。

春帆楼で働く人の写真

春帆楼は130余年の間に多様な変化を遂げてきました。山口県下関の割烹旅館から始まり、全国各地に店舗を設け、ふぐ料理や日本料理にとどまらず、カフェや創作イタリアンといった新しいコンセプトブランドを運営するようになりました。その間、何百人という人が時代の流れや変化に合わせて「春帆楼」というブランドを守り育て支え、今に繋がっています。

日本のおもてなしは茶の湯の文化から発祥し、お客様と「対等」であると言われます。そのために私たちは、お客様と対等であるための教養やコンセプトの創造、従業員の思いを見つめなおし、「海外から見た日本、日本料理、ふぐ文化」を春帆楼のテーマとして掲げました。

歴史に囚われず、その時代に合わせて新しい業態に挑戦し、新たな春帆楼の歴史を築いていくためには、あなたのアイデアが必要なのです。